今日も横糸刺繍についてのご説明です。
今回は、他の刺繍と横糸刺繍を比較する場合について。
横糸刺繍はこぎん刺しから生まれましたので、
図案の見方も一緒で、ニュアンスも似ています。
(※こぎんとのやり方の違いについて、
ですので、こぎん刺しと比較されることが多いのですが、
(※こぎん刺しとの難易度の比較について、
横糸刺繍は基本的に具象模様ですので、
刺繍のジャンルとしての比較はむしろ、
クロスステッチや、
フリーハンドで書いたイラストを、そのまま刺繍に出来るような、
様々なステッチ刺繍と比べた方が良いのかな…と、思ったりしています。
(実際のところ、横糸刺繍とクロスステッチ・
編み物などの図案の組み立て方は似ている点が多くあり、
リブリの初期の図案作成は、
これらの模様を参考にしたりしていました。
そうしているうちに、横糸刺繍/リブリのオリジナルな模様を、
徐々に作成出来るようになっていった気がします。)
横糸刺繍の特長の一つとして、
色々なステッチ刺繍や、(たぶん)クロスステッチよりも、
一つのモチーフの仕上がりが早いという点が上げられます。
ですので、達成感も早めにやって来ますので、
図案の見方さえわかってしまえば、どなたでも始めやすく、
ワクワクしながら進められる刺繍なのではないかと考えております。
どの種類の刺繍にしようか迷ったとき、
こぎん刺しか横糸刺繍かで迷うも良し、
クロスステッチや、世界中の色々なステッチ刺繍、
はたまた横糸刺繍か…、
と、いった具合に迷っても良し(* ̄‥ ̄*)フムフム♡
この記事が、いづれかの刺繍を始めたいと思っている方の、
参考になりましたら幸いです♡
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横糸刺繍にご興味をお持ちの方は、
小さな模様から挑戦できるお試しキットや、季節を問わない常設キット等、
数種類ご用意しておりますので、
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2021.09.07 |
| コメント(0) | 横糸刺繍について
今回も横糸刺繍とこぎん刺しについてのご説明です。
時々、「こぎん刺しと横糸刺繍は、どちらの方が簡単ですか?」と、
聞かれることがあります。
う~ん、私としては横糸刺繍の方が簡単だと思っているのですが、
どうなんでしょう、やっぱりその人によるのかなぁ。。。
2つの単純な違いの一つとして、
こぎん刺しは、圧巻の総刺しなどが特長的だと思うのですが、
リブリの横糸刺繍は、具象模様のモチーフ毎の刺繍がほとんどです。
もちろん横糸刺繍も、幾何学的な模様もありますし、
モチーフを並べたりして、布全体に刺繍すれば、
横糸刺繍の総刺繍に該当するかもしれませんが、
それでも作成過程としては、
部分的(あるいはモチーフ毎)に刺繍を完成させ行くことになりますので、
こぎん刺しのように、一気に横一列に刺繍していくことはありません。
あとはもう一つ、
横糸刺繍は隣り合う配色同士を埋め込むように刺繍する、
埋め込みステッチなるものもあったりします。
結局、こぎん刺しと横糸刺繍の難易度の比較につきましては、
う~む…、
どっこいどっこいなのでは?!、
という、まさかの結論で申し訳ありません!!( ;∀;)
はっきり違う点は、横糸刺繍は具象模様ですので、
使う糸色の数が、こぎん刺しより格段に多いと思います。
(もちろん、単色刺繍で楽しむことも出来ますか…♪)
そういった点で、
こぎん刺しでも横糸刺繍でも、単純に見た目のお好みの方を、
まずはトライしてみても良いのではないでしょうか?
図案の見方は一緒ですので、
両方楽しんでいるという方も実際にいらっしゃいます(Ü)
どちらでもお気軽にチャレンジ下さいませ♪
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2021.09.07 |
| コメント(0) | 横糸刺繍について
今回はこぎん刺しと横糸刺繍のやり方の違いを、
ざっくりですが、ご説明させて頂きます。
こぎん刺しと、リブリの横糸刺繍とは、
大まかには3点の違いがあります。
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1 一針一針刺繍する
(基本的に運針はしない。一つ一つのモチーフをふっくら仕上げるためです)
2 布を一段毎にひっくり返さない
(模様のほとんどが、上下左右対称のものではないためです。)
ひっくり返すと、どこをやっているかわからなくなります

3 モチーフ毎に刺繍する
(横一列ではなく、モチーフ毎、文字なら一文字づつ完成させます。)
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横糸刺繍は、こぎん刺しから生まれましたので、
図案の見方などは一緒なのですが、
刺繍の性質上、やり方を多少変えています。
こぎん経験がなく、横糸刺繍からスタートされた方は問題ないのですが、
こぎんに慣れている方はご参考下さい。
それと、横糸刺繍を何かの刺繍と比べて検討される場合は、
こぎん刺しそのものと比べるよりも、
クロスステッチや、世界各国にある様々なスッテッチ刺繍などと、
お比べ頂いた方がわかりやすいのかなと思っております。
ちなみに横糸刺繍の特色としましては、
図案の見方さえわかってしまえば、
他の刺繍よりも、一つのモチーフの仕上がりが早い刺繍だと思います。
ご興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、
お試しキットや、その他常設キットなどのご用意もありますので、
iichiさんのショップをご覧ください →
iichi
どうぞ、よろしくお願いいたします(Ü)
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2021.09.06 |
| コメント(0) | 横糸刺繍について
またまた新しいお教室課題「木とお家」です!
こちらは横糸刺繍による埋め込みステッチを、
2種類使用しています。
ですので、お教室にて3種類以上作品を完成されている方は、
是非いつか挑戦して頂きたい課題となっております(*´˘`*)
新しいステッチを使って、
可愛い刺繍にトライしてみましょう♡
※埋め込みステッチ・・・同じ布目の穴から、左右に糸を出して、
横長ラインを刺繍したり、別色を並べて埋め込むように刺繍するやり方です。
↑呼び名がないと説明しにくいので、
便宜上埋め込みステッチと呼んでいます。
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2019.08.26 |
| コメント(0) | 横糸刺繍について
新時代、明けましておめでとうございます!!
令和もよろしくお願いいたします*^^*
さてさて、本題。
「横糸刺繍の新しい刺繍方法」というほど、
大げさなものじゃないのですが、
上記の二匹の猫さんの写真をご覧ください。
右の猫の背中のハート型の部分は、
布の色が見えています。
でも右の白猫さんのハート部分は、
実はこげ茶の糸で、埋め込むように刺繍しているのです…
↑写真の黄緑の文字、
「同じ布目の穴から、別色の糸を出しています」と書いています。
右の猫さんのように、
ハート型にくり抜いたような刺繍も可愛いのですが、
白猫さんのように、隣り合う糸色を埋め込むように刺繍すると、
これはこれで可愛いと思うのです。。。
そもそも、
なぜ背中にハート型の空き模様を入れているかというと、
横に長い目数のデザインだと、
糸がダラ~ンとなってユルユルしていまうので、
あえて抜き模様を入れて、一回の目数を減らす工夫をしてデザインしています。
これは、横糸刺繍に限らず、
こぎん刺しでもそうなのではないかと思います。
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それともう一つ、横に長いデザインでも、
ある程度の同色の面積のデザインでも、
糸色を塗り込むことが出来るようなステッチです。
同じく刺繍済みの同じ布目の穴から、また刺繍して一本の長い横線刺繍が出来上がります。
(写真の一段目と二段目。
これは調べたら、ホルベインステッチというのかな。)
これを何段も繰り返せば、
横糸刺繍のべた塗りが出来るかなと思っています。(写真3段目)
例えば、横向きの鳥・犬・馬などの胴体部分や、お家の壁の部分など、
本当は横に長くべた塗り刺繍したい部分も、
今までならわざと、点々や小さなお花をデザインに入れ込んでいましたが、
このやり方を使えば、べた塗り刺繍も可能なのかなと思っています。
なので、例えばこの鳥さん↑も、
羽と胴体部分を違う色でくっつけて刺繍することも出来る…
もちろん、この猫さんみたいな↑、
「+」で抜き刺繍した胴体も、これはこれで可愛くて好きなのですが、
可能性としては、
べた塗り刺繍することも出来るようになるかなと…
今回ご紹介した刺繍の仕方は、
一度刺繍した同じ布目の穴から、もう一度別色の糸を針で通すので、
今までの、となりの色・模様と重ならない、
『基本の横糸刺繍』に少し慣れた段階で、
次のステップアップ刺繍として利用できればと思っています。
まだまだ実験段階ではあるものの、
横糸刺繍デザインの幅が広がるのではないかと、
私自身ちょっとワクワクしているところです。。。(* ̄‥ ̄*)

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2019.05.02 |
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